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ゲームやろうぜ!過去の記事 > 週刊やろうぜ!バックナンバー【第2回 05/11/08号】
 

成功者に聞け! 第二回 株式会社ビサイド代表取締役社長 南治一徳

株式会社ビサイド

1999年7月22日に発売された『どこでもいっしょ』から誕生した井上トロは、ゲームだけにとどまらず、テレビやCM出演を果たすなど、今や日本一有名なネコといっても過言ではない活躍を見せている。

その生みの親である株式会社ビサイドも「ゲームやろうぜ!」出身のクリエイター集団。ビサイドの代表取締役社長である南治一徳さんに、当時のことを振り返っていただきながらお話しを伺った。


"PlayStation"用ソフト
「どこでもいっしょ」
1999年7月22日発売

前回の「ゲームやろうぜ!」にご応募された経緯を教えてください。

第1回の「ゲームやろうぜ!」で先に合格していた「シフト」の皆さんが出演したTV番組をみて知りました。仲間集めはすんなりと進んだのですが、応募するための資料や企画の作成をするために集まったりする時間、場所の確保が大変でしたね。よく居酒屋に集まったりしていました。

どういった資料、企画を応募されたのですか?

今では恥ずかしくて、とても書けません。

オーディションに合格してから制作がスタートするまではどのような流れで? また、法人化にあたってどのような苦労がありましたか?

応募したときの企画は急造の適当な企画だったので、実際に制作を進めるにあたり、企画考案から始めることになりました。ただ、なかなかいい企画がまとまらず、企画だけで1年間、かかってしまいました。社会保険や厚生年金の手続きなどは、いちいちそれぞれの役所にいなかくてはならず、しかも駅から遠い場所ばかりだったのでとても面倒でしたね。あとは、給与振込とかも当時は自分1人で全部やっていたので、タイヘンでした。当時はネットバンクもなかったので、FAX で振込指示をだしていたものです。

制作スタートから完成までの道のりで苦労されたことはなんですか?

企画面では、やりたいことと、出来ることのバランスを取ることが難しかったと思います。運営面では、“PocketStation”(ポケットステーション)のハードウェア制限が厳しくて、イロイロと苦労しました。それとスケジュール調整ですかね。

完成した作品を店頭で見たときのお気持ちは?

店頭で見たときには、それは感無量でした。ただ、それよりも実際に遊んでいる人を電車の中や、街中で見かけたときが断然、嬉しかったです。携帯ゲーム機はそういう機会があるのがすばらしいと思いますね。

そんな大ヒット作『どこでもいっしょ』の利益で購入した、一番高額なものとは!

会社
って書くとM&A でもしたみたいですが、当時の法律では有限会社から株式会社に変更する際に資本金を増額する必要があったため、それに当てた金額がもっとも高額だったと思います。

現在のゲーム業界が求めている人材とはどんな人でしょう?

単に型破りなだけではなく、ゲームの構造や歴史などを理解、把握しつつも、新しい考え方でそれらを変えていける人。

「ゲームやろうぜ!」のような試みについてどう思われますか?

とてもすばらしいと思います。あたらしい「ゲームやろうぜ!」についても、時間が許す限り協力できたらと思っています。

ビサイドさんの今後の活動を教えて下さい。

今はPSP(R)「プレイステーション・ポータブル」用タイトルを制作しています。たくさんの新しい試みを取り入れていますので、作っていて非常にワクワクします。詳しい内容は、もう少ししたらご紹介できると思いますので楽しみにしていてください! また、『どこでもいっしょ』のカレンダーなど、グッズの製作・販売も予定していますので、こちらも楽しみにしていてください。

最後に、「ゲームやろうぜ!2006」に応募しようと考えている人にアドバイスをお願いします。

私が応募した時代と違って、現在はパソコンでもFlash等で本格的なゲームを簡単に作ることができる時代です。また、作ったゲームもインターネットを使えば世界中の人に遊んでもらえますし、趣味でゲームを作るにはこれまでにないくらい、最高の時代だといえるのではないでしょうか? そんな時代の中で、あえて「プロ」を目指すからにはよほどしっかりした意思がないとくじけてしまうと思います。応募してくる皆さんは、ゲームが好き、ゲームをるのが好きという皆さんだと思いますが、それだけなら、あえてプロになる必要はない時代なんですよね。それでもアマチュアではなく、「なぜプロを目指すのか、本当にプロになりたいのか」ということをよく自分で考えて応募してきてほしいと思います。

どうもありがとうございました。


"PlayStation"用ソフト
「こねこもいっしょ」
2000年1月27日発売

"PlayStation 2"用ソフト
「しばいみち」
2003年2月13日発売

"PlayStation 2"用ソフト
「どこでもいっしょ−トロといっぱい」
2004年9月2日発売

PSP(R)用ソフト
「『どこでもいっしょ』お話しゲーム」
2004年12月16日発売

※“PocketStation”(ポケットステーション)は出荷完了になりましたので、市中在庫のみの販売となります。

次回予告

次回の「週刊やろうぜ!」は、「秋葉原エンタまつり」の一環としてデジタルハリウッド大学で開催された特別講義のレポートを予定しています。

お楽しみに!

 

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