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ゲームやろうぜ!過去の記事 > 週刊やろうぜ!バックナンバー【第3回 05/11/15号】
 

特別レポート "PlayStation"のプレゼンテーション@デジハリ 第壱夜 "PlayStation"が求める才能

"PlayStation"が求める才能とは!?

10月26日、「T!FF in AKIHABARA 秋葉原エンタまつり」の一環として、「"PlayStation"のプレゼンテーション@デジハリ 第壱夜 "PlayStation"が求める才能」と銘打った特別講義がデジタルハリウッド大学にて行われた。告知期間が短かったにも関わらず、同大学の学生や一般の方など多くの来場者で会場は満席に!

会場に足を運べなかった方のために、当時の講義内容をレポート。
果たして、"PlayStation"が求める才能とは!?

「ゲームやろうぜ!」が残したもの

電撃PlayStation編集長 倉西誠一氏が進行役を務める講義には、デジタルハリウッド大学学長 杉山知之氏、SCEJシニアバイスプレジデント 桐田富和および第1制作部 山本正美が講師として参加。

まずは山本より、過去に開催された「ゲームやろうぜ!」の内容と実績が報告された。


■SCEJ第1制作部 山本

1995年から計6回開催され、190名の合格者と7社の法人を生み出した「ゲームやろうぜ!」は、ソニー・ミュージックエンタテインメントなど音楽業界で行われていた新人アーティスト発掘オーディションの文化がSCEに受け継がれる形でスタートした。

現在までに、「どこでもいっしょ」や「XI[sai]」といったミリオンセラータイトルをはじめ、「パネキット」や「激走トマランナー」などの個性的なタイトル計30作品が、ゲームやろうぜ出身クリエイターの手により生み出されている。

「ミリオンセラータイトルを出せたという事はもちろん、現在もゲーム制作の現場で活躍されているクリエイターを数多く輩出できたという意味でも、ゲームやろうぜ!が果たした役割は大きかった」(山本)

そして、当初の目的を無事に達成し、クリエイター発掘プログラムとしての「ゲームやろうぜ!」の活動は1999年を最後にいったんその役割を終える。

「ゲームやろうぜ!2006」開催発表

続いて桐田より、「ゲームやろうぜ!2006」の開催意図や要綱が発表された。

まず第一に、次世代機の登場を控えメディアや社会のゲームに対する注目が集まっていること、さらにゲーム制作を行う立場として、シリーズ作品が数多く開発される現在のゲーム業界に危機感を覚えていることが、「ゲームやろうぜ!」を再開させる理由となる。


■SCEJシニアバイスプレジデント 桐田(左)、デジタルハリウッド 杉山氏(右)

「学生がゲーム業界に入るルートとして、ゲーム会社への就職は間違った方法ではないが、現在は開発規模が大型化しているため、新人クリエイターが自分のアイディアでゲームを作るということが難しくなっている。我々は若い才能により多くの道を提供し、形にとらわれないゲーム制作を目指したい」、「新しい才能をもつ者が出てこなければ新しいものは生まれない。それを生み出す環境がなければならない」と桐田が語るように、インディペンデントな力を支援することで、既存システムからは生まれ得ない新しい作品を誕生させるのが狙いだ。

「ゲームをつくりたい人は多いのに、参入へのハードルがすごく高い。これではなかなか新しい才能は流入してこないんですね」と話す杉山氏は、野球に少年野球/高校野球/プロ野球/大リーグといった才能選抜システムがあるように、ゲーム業界にもこうした勝ち上がりシステムが必要で、その役割を「ゲームやろうぜ!」が担えるのではないかとの期待を口にされた。

「ゲームやろうぜ!2006」への想い

最後に、クリエイターを目指す受講者の方々に向け、講師から「ゲームやろうぜ!2006」に対する想いが語られた。


■電撃PlayStation 倉西氏

「僕が業界に入って以来、リスペクトするクリエイターの顔ぶれが変わっていない。そろそろ、20代の新しいヒーローに出てきてほしい」(山本)

「この人が参加することによってしかその作品が生まれない。そういう人材に出会いたい。合格者が作ったソフトが実際にリリースされるのは少し先になりますが、それに向けて全力でバックアップしていきます」(桐田)

「間口は広いけれど実際に採用されたら責任が出てきます。これにはものすごい精神力が必要だし、ソフト開発がはじまれば、それこそ何年かをささげるという感じ。でも、捧げるだけの価値はあるはず」(杉山氏)

「個人だけでなく法人でも応募できるということなので、うちの学校でも応募してみようかな」との杉山氏の発言に、会場は笑いに包まれながら無事に講義終了。

"PlayStation"が発売されてから10年以上の月日が流れたが、次の10年を担う新しい才能が「ゲームやろうぜ!2006」を通じて生まれて欲しい。

次回予告

次回の「週刊やろうぜ!」は、1995年から1999年までの「ゲームやろうぜ!」を運営する側の立場で支えたSCEJスタッフへのインタビューを予定しています。

お楽しみに!

 

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